特定健診と特定保健指導には問題点がいっぱい

スポンサードリンク

2007年07月11日

メタボリック「特定健診・保健指導」で新たに2800億市場

 生活習慣病を予防するために平成20年度から始まる「特定健康診査」と「特定保健指導」で、新たに最大2800億円超の医療市場が生まれることが、日本政策投資銀行の分析でわかった。
 特定健診・保健指導は、国のメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)対策の柱として、企業の健康保険組合や国民健康保険を運営する市区町村などに採用が義務づけられる。健診、指導費はかかるものの、医療費の3分の1を占める糖尿病など生活習慣病を予防して、結果的に、将来の医療費を抑制する取り組みだ。政投銀は「経営難の医療機関が収益態勢を改善するチャンスにもなる」と注目しており、この分野に参入を検討する病院などへの支援を強化していく方針だ。
 特定健診は、腹囲測定と血液検査を40〜74歳の被保険者と被扶養者(計約5600万人)に実施するもの。現在はメニューにない健診もある。
 政投銀は、健保組合などが新たに支払う健診費用について、厚生労働省の目標健診率(保険別に65〜85%)が達成されれば、単価が5000円として年間800億円、9000円なら1400億円に達するとみている。
 特定健診メタボリックやその予備軍と判定されると、面接や食事、運動のアドバイスといった特定保健指導を程度に応じて最長6カ月間受ける。この指導料の単価は、軽度の「動機づけ支援」で7000〜1万2000円、重度の「積極的支援」では3万〜6万円と推定し、対象者(約946万人)の45%(厚労省目標)に実施した場合、総額で年間730億〜1411億円になると推計している。
 近年、多くの医療機関が設備投資の増加と診療報酬の引き下げなどにより、厳しい経営を強いられている。
 一方、政投銀は国の医療政策が予防を重視する中、医療機関が特定健診・保健指導の実施に向けたメタボリック対策の施設づくりや計測器、分析システムの導入など新規の設備投資にどう取り組むかを注視。来年以降の民営化に向けて、三菱商事と共同で病院再生ファンドを立ち上げるなど、病院などへの融資態勢を強化している。

(ヤフーニュースより引用)

特定健診・特定保健指導は、一大市場となりそうです。下手に癒着、みたいな構造が生まれると、判定値などの問題が再燃しなければよいですが・・・
posted by 特定健診・特定保健指導 at 12:08| 特定健診・特定保健指導・メタボリックトピックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月06日

腹囲の判定値の問題点

しかしこの判定値健診の手法には疑問の声が噴出しています。腹囲が男性85cm、女性90cmというのは、科学的根拠がありません。しかも健診では、臍の位置で測ることになっていますが、国際的には、骨盤と肋骨の間の骨がないところで測るのが標準となっているのです。

男性に比べてとくに女性の場合は、骨盤が大きいため、臍の位置だと内臓を測るというよりも骨盤を測ることになってしまうので、男性より女性のほうが大きな値になってしまうのです。

さらに、糖尿病がひどくなると痩せてくることがあり、腹囲はまったく意味がない、という声もあります。また、肥満を伴わない高血圧の人も数多く、痩せていて血圧の高い人を見逃してしまう危険性もある、とも言われています。
posted by 特定健診・特定保健指導 at 23:17| 疑問が多い特定健診の判定値 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月05日

メタボリック特定健診と特定保健指導

メタボリックに特化した健康診断および保健指導が始まります。いわゆる「特定健診」「特定保健指導」です。これによりメタボリックと判定される状態は、

・ウェストを測り、男性は85cm、女性は90cm以上だと内臓脂肪面積が100平方cm以上であると見られる
・次に、中性脂肪やHDLコレステロール、血圧、空腹時血糖を測定し、このうち2つ以上が判定基準に引っかかると、メタボリックと判定される。

このような結果に応じて、「動機づけ支援」「積極支援」などの個別の保健指導が行なわれます。
posted by 特定健診・特定保健指導 at 23:18| 疑問が多い特定健診の判定値 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月04日

LDLコレステロールと中性脂肪の判定値の問題

LDLコレステロールはコレステロールの中でも細胞の修復という一番重要な役割を果たしています。だから、値が低いと死亡率が上がります。ただし、血管の炎症が持続していて、LDLが高すぎると血管を詰まらせる要因のひとつにもなります。注目すべきは、保健指導受診勧奨に該当する120〜140が最も死亡率の低い、極めて正常な値である、ということです。つまり、正常な状態を病気であると判断してしまう恐れがある、ということになってしまいます。

加えて中性脂肪も、男性の場合100以下と300以上になると死亡率は高まります。保健指導の判定値となっている150は死亡率も低く、特に問題となるようなことはありません。
posted by 特定健診・特定保健指導 at 23:25| 疑問が多い特定健診の判定値 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月03日

空腹時血糖の基準値と「隠れ糖尿病」

次の空腹時血糖についてですが、とくに若い女性の「隠れ糖尿病」に対する危惧が浮上します。

糖尿病は、なにも40代以上に限られるわけではなく、若い女性にも起こりえます。しかも20〜39歳までの女性に限ってみた場合、血糖の基準値はもっと低くしなければ、見落としがおこります。年齢ごとの細かい基準値の設定が必要になります。

もともと、若い女性の場合、危機感が薄いので、症例が集まりにくいのが現状です。しかも20代、30代で結婚し、家庭に入ったら、健康診断を受ける機会はなおさら少なくなります。特定健診・保健指導は被扶養者も対象となるので、子育てが一段落した主婦も対象となります。しかしそれでは手遅れになるケースがある、というわけです。
posted by 特定健診・特定保健指導 at 23:28| 疑問が多い特定健診の判定値 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月02日

血圧の判定値

血圧については、本来、年齢プラス90がひとつの目安となり、最大血圧180/最低血圧110を超えたら投薬と治療の開始点だと言われてきました。しかし日本高血圧学会は2000年、04年と立て続けに判定値を下げました。

こちらも保健指導、受診勧奨の判定値保健指導の130/85は、ちょっと異常と思われて当然の値です。
posted by 特定健診・特定保健指導 at 23:29| 科学的根拠がない特定健診の基準値 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月01日

ガンがない、タバコがない。。。

特定健診、保健指導に、ガンがない。。。また、慢性疾患に対するタバコ対策が入っていません。確かに特定健診では、タバコは問診項目には含まれていますが、保健指導には入っていません。

健康を害するリスクファクターのトップであるタバコが放置されているのは納得がいかない、という声も多数聞かれるのも事実です。

posted by 特定健診・特定保健指導 at 23:35| 科学的根拠がない特定健診の基準値 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。