特定健診と特定保健指導には問題点がいっぱい

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2008年04月14日

ついにスタートしたメタボ健診の中身

(ダイヤモンドオンラインより引用)

 2006年の健康保険法改正によって定められた新しい健康診断、特定健康診査がこの4月1日からスタートしました。

 通称メタボ健診と呼ばれるとおり、この健診は糖尿病や動脈硬化など生活習慣病の引き金となるメタボリック症候群の予防・改善を目的としたもの。当然、対象もそのリスクが高まる中高年(40〜74歳)に絞られています。

 また、健康保険に加入している会社員の場合、従来の健診は本人のみが対象でしたが、メタボ健診ではその扶養家族も含まれる点も特徴の一つです。

 働き盛りのサラリーマンにとっては身近で切実な問題。改めてメタボ健診の要点を紹介しておきましょう。

 健診は3ステップで構成されています。ステップ1では腹囲とBMIで内臓脂肪のリスクを判定。ステップ2では腹囲に問題はないがBMIが基準値以上の人を対象に血糖や脂質、血圧などをチェック。また医師が必要と認めた場合には心電図や眼底検査などを行うこともあります。

 次にステップ3ですが、ここがメタボ健診の最大のポイントといえるでしょう。ステップ1と2で要注意と判定された人は改善のための特定保健指導が医師や保健士、管理栄養士らによって行われるのです。

 指導は軽度の人を対象にした動機づけ支援と重い人を対象にした積極支援とに分かれています。前者は面接(基本的に1回)によって食事や運動など改善のための生活行動計画を提示されます。後者は同様の生活行動計画を本人が実践できているかを指導者が電話や面談でチェックやアドバイスをしながら長期(3ヵ月以上)にわたって継続的に指導します。

 健康診断で何か問題が出ても、後は受診者本人任せ。その本人も具体的にどのような対策を採るべきかが分からないまま、結局は放りっぱなしで健診の意味も雲散霧消……。こんなありがちなパターンも、今回の方法ならかなり解消されそうです。

posted by 特定健診・特定保健指導 at 13:18| 特定健診・特定保健指導・メタボリックトピックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月08日

特定健診・特定保健指導の自治体間の格差は?

特定健診の実施に伴い、19〜39歳の健康診断をカバーする、こんな発想も必要ですね。本質的な目的から言って、メタボ予備軍へのケアはとても重要ですから。ただ、自治体ごとに格差がひろがっていきそう、いかがなものか・・・。

(千歳民報より引用)

 千歳市の成人健康診断の内容が、2008度から変わった。内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム・通称メタボ)主眼の新しい健診「特定健診」実施に伴い、これまでの一般健診などを廃止し、新たに19―39歳の男性を対象にした「フレッシュ健診」を行う。
 特定健診は、40―74歳が対象者。メタボに着目し、糖尿病など生活習慣病の予防へ、体重や腹囲測定と血圧、血液検査など行う。メタボやメタボ予備軍と診断された人への特定保健指導が、各企業の健保組合に義務付けられ、国保加入者の場合、市がその義務を負うことになる。
 これに伴い、千歳市は従来の一般健診、はつらつ健診を廃止。新たに事業所などで健診を受けることのできない19―39歳の男性を対象に、フレッシュ健診を行う。女性の場合、これまでと同じ内容で「さわやか健診」を行い、健診年齢のはざまとなる男性若年層をカバーする。内容は特定健診と同様、受診料1000円。
 
posted by 特定健診・特定保健指導 at 19:30| 疑問が多い特定健診の判定値 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月02日

<メタボ健診スタート>(その1)医療費削減、実現できる?

さあ、いよいよ始まりました特定健診・特定保健指導(メタボ検診)。ここらでもう一度、内容や問題点を総括しておきましょう。

(ヤフーニュースより引用)

 新年度からメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した特定健診・特定保健指導(メタボ健診)が始まる。メタボ該当者・予備群に生活習慣改善を促すことで、生活習慣病の発症や悪化を予防し、医療費削減を目指す世界でも例のない制度だ。新しい健診や保健指導のポイントを紹介する。

 ■対象は40〜74歳

 特定健診・特定保健指導は「内臓脂肪の蓄積が糖尿病や高血圧、脂質異常などの共通の原因となっている」との考え方に基づく新たな生活習慣病対策だ。日本内科学会などが05年に発表したメタボリックシンドロームの診断基準が基本。腹囲、BMI(体格指数)などが基準を超えたメタボ該当者・予備群などに対して保健指導を実施する。

 厚生労働省によると、生活習慣病の医療費は国民医療費の3分の1を占める。生活習慣の変化などから、脳卒中や心筋梗塞(こうそく)などの発症の危険性が高くなる糖尿病患者らが急増している。医療費削減のためにはこうした疾患の発症や悪化予防が欠かせないとして、国は2015年までに糖尿病などの生活習慣病患者・予備群の25%減(08年比)を目指している。

 そこで注目したのが「内臓脂肪型肥満」だった。内臓脂肪を薬ではなく、バランスのよい食生活や適切な運動などによって減らすことで、内臓脂肪蓄積の結果として起こる血糖や血圧、脂質の異常が解消できると考えた。それによって、その人の生活の質の向上につながるとともに、医療費抑制の実現も期待できるという。

 住民健診はこれまで市町村が実施していたが、特定健診・特定保健指導は医療保険者(市町村や健康保険組合など)に実施が義務づけられる。対象は40〜74歳の医療保険加入者約5600万人(妊婦などを除く)だ。市町村国保加入者には市町村が実施し、健康保険加入者には職場健診と兼ねて実施するケースが多くなる。

 従来の健診や保健指導と大きく違うのは目的や評価方法だ。これまではさまざまな病気の早期発見を目指し、保健指導も実施回数や参加人数など「実施した」という実績が評価された。一方、新制度では、生活習慣を変えた方がよい、内臓脂肪が蓄積している人をいち早く見つけ出し、実際に改善に結び付けることが目標となる。評価方法も「本当に生活習慣病患者、予備群が減ったか」という結果が問われる。

 各保険者とも12年度までに、メタボリックシンドローム該当者や予備群を10%減少させることなどが目標とされている。達成できない保険者には、後期高齢者医療制度への財政負担が最大10%加算されることになる。この場合、保険料の値上げなどが必要になって保険加入者の負担増になる可能性もある。
 
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2008年04月01日

悪玉コレステロール:少なくても危険?

コレステロールの値にも、問題点が浮上。特定健診の基準値をめぐる議論は、まだまだこれからいろいろ出てくることでしょう。でもそれが、医学の発展というものなのかもしれません。

(毎日.JPより引用)

 脳卒中や心筋梗塞(こうそく)の発症の危険性を高める「悪玉」とされるLDLコレステロールは、低いほど死亡率が高まることが、大櫛陽一・東海大教授(医療統計学)らの疫学調査で分かった。LDL値の高さは、4月から始まる特定健診・特定保健指導(メタボ健診)でも、メタボか否かを判断する基準の一つで、悪玉という位置づけの是非が議論になりそうだ。

 大櫛教授らは、神奈川県伊勢原市で87〜06年に2回以上住民健診を受けた約2万6000人を平均8.1年追跡。LDL値ごとに7群に分け、死亡率や死因との関係を調べた。

 全死因合計の「総死亡率」でみると、男女とも、最もLDL値が低い群(血液1デシリットル中79ミリグラム以下)が一番死亡率が高い。男性では年間死亡率が人口10万人あたり約3400人と、死亡率が最も低い群(140〜159ミリグラム)の約1.6倍。女性も人口10万人あたり約1900人で、死亡率が最も低い群(120〜139ミリグラム)の約1.3倍だった。

 脳卒中や心筋梗塞など心血管疾患による死亡率に限ると、男性では180ミリグラム以上になると死亡率が上昇したが、女性はほとんど関係ない。男女ともLDL値が低いと、がんや呼吸器疾患による死亡が増え、全体の死亡率が高くなった。

 大櫛教授はLDL値の適正範囲を「男性100〜180ミリグラム、女性120ミリグラム以上」と提案。特定健診・特定保健指導の基準では、LDL値が120ミリグラム以上の人は下げることを勧めているが、大櫛教授は「適切な範囲にあるLDL値を下げ過ぎる危険がある。コレステロールは人体に必須の物質で、少ないと免疫機能が低下するため死亡率が上がるのではないか」と話している。
 
posted by 特定健診・特定保健指導 at 15:27| 疑問が多い特定健診の判定値 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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